この季節を待ってました!とばかり
紫陽花が競うように花を開かせています。
こんにちは、主婦ライターです。
美容と健康のためになるべく歩く派なので
戸塚駅~踊場駅をてくてく往復しました。
踊場駅からスグ、踊場ログハウスのある公園を
ちょっと過ぎると小さな店舗がありました。
テイクアウトカフェAULA
ここは継続就労支援A型事業所といって、
障がいや病気等で一般企業への就職が困難
だったり不安だったりする人たちに(=利用者)
働く場所を提供しながら、知識や能力の向上
をはかる福祉サービスとして運営されています。
以前ご紹介したトルティーヤのお店
「食工房あうら」と同じ系列です。
町のお店屋さん
戸塚高校も近いので、下校時に立ち寄る
生徒さんも多いそう。高校時代の思い出
の味ってトコですね。
利用者の皆さんの手作り品が飾られ、
手作り感のある温かい雰囲気です。
イートインスペースはなく、注文を待つための
イスは用意されています。ここはテイクアウト
して踊場公園のベンチでパクっとやるべし!
ピタパンALL250円
中近東の薄くて丸いパンで、中は空洞に
なっているので、半分にカットして具を詰めて
サンドイッチみたいな食べ方をします。
チキンとかケチャップ味のイメージですが、
味噌カツや天ぷらなんて変わりダネも!
その多くは、現場で作業する皆さんの
アイデアを取り入れて開発されたものだそう。
飽きない魅力
サイドメニューも色々あります。
ピタパン1個だと軽食にピッタリなサイズ。
昼食にするなら2個セットやポテトとのセット
販売もありますよ~。
いずれもメインの具材+野菜が入っており
程よいボリューム感とヘルシーさ。そして
種類が豊富なので何度も食べたくなる!
新商品:えび天
最近のヒットだそうで、こちらをオーダー!
調理場を特別に見せていただきました。
ベテラン利用者Yさんが慣れた手つきで作って
くれました。このメニューを考案したご本人。
戸塚新聞:
「どうして思いついたんですか?」
Yさん:
「自分は食いしん坊で(笑)天ぷらが好きだから、
こういうのもいいかなぁと考えました。」
戸塚新聞:
「作る時に難しいところはありますか?」
Yさん:
「天ぷらのツユを作るのですが、味付けが難しいです。」
せっかくなので、作り立てを頂きました。
揚げたてなので衣がサクサクっ!
海老の存在もシッカリ感じます。
甘めの天つゆがキャベツとピタパンの
生地にしみ込んで、和風テイストなサンド
になってます。今までにない感じだけど、
意外にマッチしてる!
ピタパンのニューウェーブや~!
戸塚新聞:
「仕事で楽しい事はなんですか?」
利用者Aさん:
「一生懸命に、ピタパンを作っていること。
そして、販売に出かけるのも楽しいです。」
調理場にマニュアルがビッシリ!
担当の職員の方にお話を伺ったところ、
こちらでは現在4~5名の利用者の方々が働き、
サポートにあたる職員が1~2名在中している
とのこと。
「メニューは多いですが、ソースや具材の種類の
組み合わせを変えたりするだけなので、そんなに
複雑な作業ではないのかな・・・と思います。
注文を受けて作って、お会計までほぼすべてを
利用者さんたちで分担して行い、私たち職員は
出来上がりをチェックしたり見守るくらいです。」
スタートして6年ほど、次第に地域で愛される
お店になり、数カ所で出張販売をするまでに。
- 踊場地区センター
- 舞岡地区センター
- 戸塚区役所2Fふれあいプラザ
区の施設にお立ち寄りの際は、お試しあれ!
この店舗だけのお楽しみがコチラ★
*夏季限定かき氷*
宇治抹茶あずき100円!!!
こんな安くて大丈夫?(練乳+10円)
イチゴ・メロン・ブルーハワイに至っては
ナント50円!!!
職員の細矢さん:
「コンビニのアイスより安いので、高校生がたくさん
来てくれます。忙しい割に売り上げは???ですが、
喜んでもらっているので、まあいいかなと(笑)」
※暑くない時期はスイーツ系のピタパンを販売。
こちらも好評なんだとか。
このお店オリジナルの優しい美味しさ。
お財布の中身を心配せずに、気軽に買い食い
できるところも庶民的で嬉しいですね。
近所なら時々寄り道しちゃうんだけどなぁ!
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テイクアウトカフェAULA
住所:横浜市戸塚区汲沢8-19-3
電話:045-865-1660
営業:平日10時半~15時
(横浜市営地下鉄ブルーライン踊場駅徒歩3分)
https://ibukinokaze.jimdo.com/テイクアウト-カフェ-aula/