子育て家庭を応援！ケイサンタクシーが新しく導入した「子育てタクシー」とはどんなサービス？

2017.06.01

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フリーペーパー「戸塚新聞」は毎月初旬に戸塚・東戸塚駅前で手配りされています。

ご覧いただいたことはありますか？

無視しないで受け取ってくださいね。

６月号はこれからの季節にピッタリなアレ♡を特集しちゃいますので、どうぞお楽しみに！

さて、このたび５月号に「ケイサンタクシー」による「子育てタクシー」の記事が掲載されていますが、その素晴らしい取組みに興味をひかれ、ワタクシ主婦ライターも別途取材にいってまいりました。

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株式会社ケイサンタクシー

平成９年設立、配車センターは泉区岡津町にあります。

若き２代目・代表取締役の岩崎高広さんインタビュー

とりわけ東戸塚はニューファミリーの街として成長を遂げていますが、駅周辺のベビーカーだらけ！な光景は衝撃的だったそう。

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「子育てタクシー」を始めたきっかけは？

岩崎社長：

子育て支援活動をする「こまちぷらす」（こまちカフェを運営）との出会いを通じて、子育て世代からのお話を聞く機会がありました。

妊婦さんで、陣痛が来て急いで産院へ向かいたい・・・
子連れママさんで、ベビーカーや荷物もあって大変・・・
急に子どもが発熱し、近くの小児科でも乗っていいかな・・・

さまざまなシチュエーションがあってタクシーを利用したいのに、ドライバーさんに敬遠されるかもしれないし何となく利用しづらい。実際に、イヤな経験をした方もおられるでしょう。そんなタクシーに対するマイナスイメージがどうしてもあるのですね。

戸塚区で駅を拠点にして、地域密着型のタクシー会社として業務を行ってきましたが、実は子育て世代のそんな思いをダイレクトに感じたのは初めて。タクシーの役割について改めて考えさせられました。時代の変化やニーズを把握して、ゆるやかにでも対応していける体制を築き、そこに必要としている人がいるならば、タクシー会社としての使命を果たしたいと。客層として需要はまだ少数かもしれませんが、困っている人の隙間を埋められることで地域貢献にもつながるのではないかと考えました。

前述の「こまちぷらす」が“子どもの誕生をみんなで祝福する文化”として戸塚区でスタートした「ウェルカムベビープロジェクト」ですが、２０１７年度のウェルカムベビーボックスのプレゼントのひとつとして当社の【お迎え料金１回無料サービス】を認定いただきました。

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★ステッカーが目印★

マグネット方式なので、専任ドライバーが運行する時に車のボディにペタッと貼り付けます(^-^)　元気な明るい黄色で目立つ！街で見かけたら「ああ、アレが子育てタクシーだな！」と一目瞭然。

「子育てタクシー」について教えてください。

岩崎社長：

約１０年前に「一般社団法人全国子育てタクシー協会」ができ、全国規模で新しい仕組みが広がりつつあります。横浜市内でも加盟タクシー会社が少しづつ増えてきましたが、全地域を網羅するには至らず、台数にも限りがあります。戸塚区内ではまだサービスがなかったので、泉区＆戸塚区の北部・中西部を配車可能エリアとして、当社も「子育てタクシー」の制度を取り入れることになりました。

協会が主催する“子育てタクシードライバー養成講座”（講習・保育実習・救命救護など）を受講・修了すると認定が受けられます。その地域の子育て支援施設と連携し、子育て世帯に安心して利用いただけるような丁寧な対応を心がけます。

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【安心・安全５つのポイント】

全国タクシー協会の研修を受けた専任ドライバーが担当します
事前登録とご利用時の丁寧な打ち合わせを致します
子育てタクシー専用保険に加入、もしもの時の保障も万全です
チャイルドシート（事前予約）をご用意しています
各地域の子育て支援団体が提携・応援しているので、不都合があれば相談いただけます

具体的なサービス内容を教えてください。

岩崎社長：目的に応じて安心便利な４つのコースがあります。

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～荷物の多い子連れの外出を強力サポート～

『かんがるーコース』

通院や健診、幼稚園の送迎やお買い物、お出掛けなどにご利用下さい。
ご要望に応じて、玄関先までベビーカーやお荷物を運びます。

～通園・通学・通塾などお子様ひとりでも安心送迎～

『ひよこコース』

・保護者の方からご予約いただいたお子さんのお一人での移動のお手伝い。
・事前打合せを行った上でのご利用となります。
・あらかじめ送迎先に担当ドライバーをお知らせします。
・送迎の終了をご指定の番号へ電話にてご報告します。

～陣痛が来たら産院へ直行～

『こうのとりコース』

出産予定日や産院などを事前登録。

安心して迅速・安全に産院へ直行できます。

～急なトラブルや夜間の発熱などにも対応～

『ふくろうコース』

・夜中の急な発熱など、救急車を呼ぶまでもない症状の時のご利用です。
・突然の出来事によるお子さまのみの送迎にも対応。

実際の利用方法をご説明いただけますか。

岩崎社長：

まず利用登録をしていただきます。住所・氏名・送迎先など指定の項目を伺います。例えば「ひよこコース」ではお子さんのお預かり＆引き渡しに伴い、安全確保のため相手先と連絡をとる必要がありますし、「こうのとりコース」では出産予定日・産院・緊急連絡先などもあれば、陣痛時に妊婦さんへの負担が少なく、迅速な対応ができます。

登録において費用は一切かかりませんし、乗車料金も通常通りです。念のために登録だけしておけば、いざ必要になった時にスムースにご利用になれます。結果的に使うことはなかったとしても構いません。ただ、当配車センターから距離があったり渋滞する経路の場合、配車までに相当時間お待たせしてしまう可能性があることを説明し、その上で判断いただくこともあります。詳しくは当社までお問合せください。

子育てタクシーのドライバー台数・人数は？

岩崎社長：

社内で希望者を募ってプログラムを受講してもらいました。だ台数には限りがありますので、予約が重複した時など子育てタクシーとして即ご対応できないケースも出てくるかも知れません。

乗務員には、お客さんの立場になって、停車する場所に配慮したり、お声がけをしたり、さりげない心配りができるかどうか、様々な状況に柔軟に対応できる能力が必要とされてきます。お客さんとのコミュニケーションを大切に、業務中の行動や言葉使いに配慮しながら、乗務員としての意識向上をはかりたいですね。社内でもお互いにいい刺激になっていけばと思います。

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子育てドライバーの鈴木さん

子育てタクシードライバーになろうと思った理由は？

「子どもが好きで、プログラムの受講をしました。実習のひとつにママ体験がありましてね。８キロの重りをお腹につけて、乳母車などの荷物を携えて車に乗り込むという状況。体験してみて初めて妊婦さんや抱っこ紐で動くことの大変さを痛感しました。

思い出すのは新人の頃、産気づいた妊婦さんを乗せることになり、非常に焦ったことがあります。たまたまトランクに毛布が乗っていたのは良かったですが・・・認定された今も、まだ完璧な対応ができるわけではありません。これから経験を積み、スキルアップをしていかなければと思います。」

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胸元には認定を受けた証のピンバッジが光る！

「よく東戸塚駅で待機していますが、子連れの方やお年寄りの利用は多いですね。乗り込む前にドライバーの方をチラッと伺うお客さんも結構いて、荷物の多さや距離が近すぎるのでは・・・と気になさっている様子で。実際はいろんな乗務員がいますが、遠慮なさらず気軽に利用してくださっていいんですよ。」

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珍しいバンタイプのタクシー

車椅子の方のご利用や、海外旅行時の大きなスーツケース・ゴルフバックも楽々乗せられます。荷物が多い等ご要望があれば予約時に伝えるとスムーズです。

～取材をおえて～

日頃からタクシーを使うことのない主婦ライター。あまりタクシー会社について気にしたことはなかったのですが、これからは自然と目がいきそうです。不愛想やコワそうなドライバーさんもいる一方で、感じのいい方も勿論いて、でも乗ってみるまでワカラナイという・・・でも、優しい「子育てタクシー」なら安心できそうです。どんどん増えてメジャーになるといいですね！

まだ３０代という岩崎社長は今時珍しいくらい真面目で物腰やわらか。社員（＝乗務員）からすれば息子のような年代かもしれませんが、広い視野で新しいコトに挑戦していく頼もしい存在です。タクシー会社としての在り方を真剣に考え、子育てタクシーについての熱心な語り口調から、ぶれない信念の強さが感じられました。岩崎社長率いるケイサンタクシーの「子育てタクシー」に大いに期待！子育てファミリーが安心・安全にタクシーを使える時代もそこまできています！

※ 参考までに・・・

横浜市内の子育てタクシー運行エリアは以下の通りです。

子育て家庭の友人・知人にぜひ情報をシェアしてくださいね！

「子育てタクシー」http://kosodate-taxi.com/