戸塚新聞は横浜戸塚の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

謎の自販機で購入した『こだわりの白鳳卵』で極上の卵かけご飯をいただく♪

夏に向かってまっしぐらな5月。

紫外線が気になって日傘が手放せない主婦ライターです。

 

以前の記事で取り上げた「オベハカフェ」の店主によると、カフェでスイーツに使用している「白鳳卵」というオイシイ卵が買える【自販機】があるらしい・・・そこで調査してみることにしました。

 

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ここは秋葉町、大倉陶園のある辺り。

名瀬道路の車道沿いではなく、ひょいと奥に入った目だたない所にぽつねんとあるんですね。

 

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卵の自販機が出現したのは約10年前とのこと。

駅からも遠く、周囲には駐車場もない便利とは

言えない場所に何故わざわざ置いたのでしょう?

 

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 生産農場は阪本エッグファーム

販売管理は戸塚区・大谷とあります。

(※現在は社名及びTEL/FAXが変更されています。)

 

そもそも奈良の卵が戸塚で売られている経緯って?

どんな卵なの?ムクムクと疑問がわいてきました。

というわけで、農場に連絡をとり

管理者の大谷さんに会うことができました。

 

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東戸塚在住歴37年という大谷さん

明るい印象のお人柄で、東戸塚に友人・知人が多いよう。最初はごく親しい人達に卵を分けていたところ、評判が高まって買いたいという希望が増えたため自販機を置くに至りました。お知りあいの土地にご厚意で置かせてもらっているんだとか。

 

※背景が雑然としているのをご容赦願います・・・(~_~;)戸塚新聞の事務所です。大谷さんのご自宅ではありません。

 

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~大谷さんのお話より~

卵の生産農場は奈良県五條市にあるさかもと養鶏(株)。大谷さんは旧姓=阪本さん。つまり大谷さんのご実家です。「少しでも実家の助けになれば」・・・とボランティアで販売のお手伝い。卵は奈良県から宅配でサイズごとに箱詰めされて大谷さんの自宅に届きます。

 

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 提供:さかもと養鶏

 

 大谷さん

「パック毎に総重量が同じになるようスケールで計測しながら詰めています。そこまで気にするお客さんはいないかも知れませんが、せっかく買っていただくので、公平の方がいいかなあと思って・・・」

 

律儀な大谷さんが夜中にせっせと作業している光景が目に浮かぶよう。そして自販機の在庫をみながら補充もしています。

 

大谷さん

「自販機の前でお客さんを見かけても、恥ずかしくて声もかけられなかったけれど、今では平気に。『おいしいです』、『ここで買えるので助かっています』と声をかけられると、やはり嬉しくて。」

 

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提供:さかもと養鶏

 

農場経営~阪本姉妹~

大谷さんの弟さんが後継ぎとして農場を続けていましたが、2年程前に病気で亡くなられたそうです。その後、弟さんの愛娘2人(大谷さんにとって姪っ子)が悩み抜いた末に、亡き父の後を継ぐ決意をします。まだ20代。それぞれに就いていた仕事を辞めて、右も左も分からない中で、必死に家業を守っています。諸先輩方の指導を受けながら、自分たちのカラーを出しながら。

 

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提供:さかもと養鶏

 

さかもと養鶏のこだわり

国が推奨する【ウインドレス鶏舎】を採用。病気などの衛生面、明るさ・温度といった管理面からも優れた設備を取り入れ、抗生物質を含まない栄養たっぷりのこだわり飼料を使用しています。産みたての卵をその日のうちに洗卵して出荷しているので鮮度はバグツン。美味しさも安心面でも折り紙付き。HPでは美味しそう&参考になりそうなレシピが多数掲載されているので、ぜひご覧ください♪

 

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提供:さかもと養鶏

 

大谷さんに卵の自販機まで案内してもらいました。

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生産者直売の自販機

大谷さんは季節にあわせて賞味期限を夏場15日、冬場21日くらいに定めているそう。

そもそも卵の賞味期限には明確な基準がなく流通や保存の状態によっても変わるそう。賞味期限は安心して生で食べられる期間なので、過ぎた場合はシッカリ加熱すればOK!

 

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卵のサイズ、M・Lが一般的ですが、こちらでは好みの組み合わせを選べるよう工夫されています。

 

左上:「お楽しみ」

主婦目線で考案したパック。色々なサイズの卵が入り、メニューに応じた使い分けが可能。

 

左下:「MS」サイズ

11個=330円は売り切れご免の人気。

お茶碗1杯の卵かけごはんに合うのがウリ。

 

下:初ッ子(初産み卵)

ヒナが成長して若鶏となり初めて産んでから~1か月くらいの間の卵です。それまで体内に溜まっていた栄養が凝縮されているため、小さめの卵ながらも滋養が高いと言われており、昔の風習では「初産み卵は老人と妊婦に食べさせていた」んだとか。縁起がよく、安産祈願の贈り物としても喜ばれるそう。プリプリと濃厚で格別の美味しさだそう。うーん食べてみたい!5月半ば~約1か月間のみの出荷で、生産数が限定されるため市場にほとんど出回らない貴重な卵。わざわざ買いに走る“ありがたみ”がありそうですね。

 

下右:ジャンボ(大玉5個)

運がよければ、二黄卵(双子の卵)が入っているかも?産卵をはじめたばかりの若鶏に見られる現象で、数が少ないため貴重で縁起がイイそう。農場では機械で転がしながら卵の重さを計測・仕訳しており、大きく重く細長いカタチが特徴の二黄卵は、プロの勘で「コレは二黄卵の可能性あり?」と別に送ってくるそう。なので、大玉セットに二黄卵が入っていればラッキー♪もし入っていなくても苦情はお控えくださいネ・・・

 

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最も寒い時期だけの限定品!

大寒卵(だいかんたまご)

〜金運上昇&健康運上昇〜

風水によると、大寒卵は金運が上がるとされ、1年間金運がUPするとか?さらに栄養価も高いことから1年間病気知らずで過ごせるとの言い伝えも。大変人気が高く、数量も限られているため管理者の大谷さんにも予約が殺到するそうです。へぇ、色んな卵があるんだ。知らなかった~!戸塚新聞って豆知識が増えるなあ(笑)

 

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提供:さかもと養鶏

贈答用・宅配も頼めるので、自販機に行かれない方はさかもと養鶏までお問合せださい。

 

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 自販機を検証!

〈買い方〉

  1. お金を投入する(千円札・小銭)
  2. めっちゃ小声でアナウンスがある(周囲の住宅に配慮して音量を下げている)
  3. 在庫があればランプがつくので商品ボタンを押す
  4. 商品がガチャンと落ちてくる→割れるかも?ってのは冗談です
  5. 内部で秘密の作業が行われ、卵がおりてくるらしい
  6. 頃合いをみて取出口を手前に引き上げる(ずっと待っていても開きません)
  7. 商品をそおお~っと大事に取り出す

 

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わ~い☆ホントに出てきた。ちょっと感動。

 

コインロッカーみたいなものを想像していましたが、予想以上に横太りで屈強な感じの自販機は、ヒコーキを造っている会社に製造を依頼した特注品。保冷しながら大切な卵を守っています。

 

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大谷さん

「10年来のお客さんには卵1パックでも配達しています。お互いに年をとってくると分かるのですが、不便な場所に住んでいると買い物難民になるんです。ついでに必要なモノを聞いてスーパーで買って、卵と一緒に届ける時も。」

赤い車を飛ばして、東戸塚を走り回っている大谷さん。親切で面倒見のよい方なのでしょうね。

 

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自販機の内部を特別拝観!?

いいのでしょうか、公開しても。後悔しませんか?・・・なんてね(笑)

注文を受け、ぐるんぐるんと棚が回転しながら商品を取出口へ運ぶ仕組み。なかなか大掛かりです。

 

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大和五條のブランド赤卵

MSサイズとあってやや小ぶりですが、

黄身は弾力があってプリプリしている!

白身も盛り上がっていて、新鮮な感じがします。

 

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ウワサ通り、お茶碗1杯分のご飯にピッタリ!

卵が大きいとちょっと余ってしまって、

ドロドロな感じになりますものね〜。

 

大谷さんによれば、

“卵かけご飯は卵の旨さが際立つのでオススメ。

 やっぱり新鮮なうちがオイシイと思いますよ。”

 

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早速、シンプルに醤油をかけていただきます♡

  • あっ、甘い!

  • まろやか!!

  • コクもあって超ウマ!!!

極上の卵かけご飯♡

生卵特有のくさみが気になる方もいるようですが、

全然そんなことはなく、食べやすいです。。。

 

日本人のソウルフードともいうべき「卵かけご飯」

たまに無性に食べたくなりませんか?

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提供:さかもと養鶏

近くを通りかかる機会があったら、さかもと養鶏のこだわりが詰まった「白鳳卵」の自販機を探してみてくださいね。きっと美味しさの違いが分かると思いますよ。

 

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自動販売機

戸塚区秋葉町135

 

さかもと養鶏(株)

奈良県五條市中之町480-1

TEL:0747-26−5005

FAX:0747−26−5011

営業時間:10〜17:00

定休日:火・木

www.sakamoto-yokei.com

 

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