第135回戸塚区民野球大会が、スタートします!
135回て!
春と秋で年間に2回やっているそうなので、68年。
歴史ある大会ですね。
一番多い時期には100チームほどがしのぎを削っていたそうです。
そんな大会も、当初のメンバーの高齢化や野球人口の減少により、現在は57チームとなってしまいましたが、
それでもまだこれだけ参加しているというのは、野球を愛する熱い思いがあってこそでしょう。
初戦は3月20日(日)俣野公園・横浜薬大スタジアムと瀬谷本郷公園で、第一回の試合が行われます。
部屋が明るいのでプロジェクターの文字が見づらいトーナメント表
きっと日頃から炎天下の中、白球を捕える野球プレイヤーたちの目にはこの薄いスクリーンもはっきりくっきり見えているのでしょう。
さて、ここで、オモシロチーム名ランキングをしたいのですが、
まずは、会場にいる方に話を伺っていきましょう。
※個人的なオモシロチーム名ランキングは最後の方でします。
理事長に話を聞こう!
さて、いきなりインパクト大なこの方は、何を隠そう、戸塚区野球協会の理事長の八手幡さんです。
戸塚新聞:理事長はどのくらいやられているのですか?
理事長「もともとは職場で野球をやっていて、戸塚では子供が始めたのをきっかけに、審判を10年、理事長は7年になります。じゃあこれで」
あ、ありがとうございます。
当然といえば、当然ですが、ちょっと開場前で理事長はかなり忙しそうです。
と、思いきや
理事長「明るく・楽しく・元気よく!これ、大会のキャッチフレーズだから!」
理事長自らが発行している「89ニュース」という広報紙を指差しながら、このチャーミングな笑顔。
何か、野球やっている人とか、戸塚で野球やりたい人にメッセージはありますか?
理事長「審判の若手がいない!なんとなく、審判はおじさんがやる、っていうイメージがあるけど、若い審判が欲しい!審判はね、幸福感を得られるよ」
そうなんですね!「審判が幸福感を得られる」という話の深堀りはできなかったので、ぜひまた別の機会にお話を伺いたものです。
さて、他に話を聞けそうな人は・・・
くじが引かれていき、トーナメント表はどんどん完成していきます。
やはり、ここにいる全員がライバル同士。心なしか張り詰めた空気が・・・※意図的に演出しています。実際そんなにピリピリしてなかったです。
ざわっ・・・
「田中材木だぜ・・・」「ああ、田中材木だ」※実際にそんな囁きは聞こえてきません。
現れたのは優勝候補の一角、田中材木の監督、渡辺さん。
戸塚新聞:歴史あるチームだと伺いましたが、(恐るおそる)
渡辺さん「田中美一をウィキペディアで検索してみぃ!」
ヒィっ!ペタペタ(スマホで検索する音)
wiki「田中 美一(たなか よしかず、1938年 – 2012年2月23日)は、神奈川県横浜市出身のアマチュア野球審判員。六大学野球、都市対抗野球大会、春夏の甲子園などの大試合で球審を任され、「ミスター球審」と呼ばれた[1]。」(引用:「https://ja.wikipedia.org/wiki/田中美一」)
渡辺さん「田中材木の創業者で、このチームの創始者でもある田中美一は、甲子園、世界選手権、オリンピック、でも審判をしたことがある、世界でも有名な審判なんだよ」
すごいですね!そんな人が創始者だなんて。
渡辺さん「戸塚区民野球大会でも、うちは強豪で、優勝経験も何回もある。」
じゃあ、最近も・・・
渡辺さん「最近は・・・」
「ひ、東戸塚のやつだぜ」
え?
ざっ
東戸塚クラブの釼持さん登場
渡辺さん「これはこれは、東戸塚さん」
釼持さん「おや、田中材木さん」
渡辺さん「では、私はこれで」
ライバルを前、両者とも余裕の笑顔を見せる。
戸塚新聞:東戸塚クラブさんは、確か前々回の優勝チームですね?
釼持さん「はい、うちも50年以上の歴史があるチームです。最近は年齢層も上がってきたので、そろそろ世代交代だと思ってますが。」
やっぱり若手を入れていくというのが大変なんでしょうか?
釼持さん「そうですね、中学高校とかを卒業する子に声をかけていくのですが、毎年新しいメンバーを入れるのは結構大変ですね。下は20歳から、上は58歳までいます」
おー、すごい年齢幅ですね。でもそうやって、若い世代と年齢の上の人が同じベースで活躍できるのも、アマチュア野球の良さですよね。
理事長「戸塚新聞さん、この人も話聞いてあげて。舞岡台さんね」
理事長、いい動きをします。
でもこの人は一体・・・。今までの強豪たちのイメージを超えられるのでしょうか。
戸塚新聞:あ、はい。どうも。舞岡台ピースクラブさんですね。
比較的温和な感じのおじさん
沼田さん「はい、舞岡台ピースクラブの沼田です」
戸塚新聞:ピースクラブさんはどんなチームなんですか?
沼田さん「大体40年くらいのチームです。私が、少年野球のコーチもやってまして、そのつながりで高校卒業した子とかがうちに入ってくれるんですね。」
戸塚新聞:少年野球ということは、活動の拠点とかはあるんですか?
沼田さん「はい、南舞岡の町内を中心に集まってます。シニアチームもあって、それを合わせると今40人ほどのチームですね」
すごい!多いですね。もしかして、すごいチームですか?
沼田さん「はい、前回優勝しました。」
きました!前回覇者!
戸塚新聞:優勝するためにしたこととかありますか?
沼田さん「やっぱり、さっきも言いましたが、少年野球の兼ね合いで、若い子がけっこう多いからですかね」
そんな、謙遜とも自慢とも取れる沼田さん、優勝旗の返還もなかなかの緊張した面持ちでした。
開会式は、理事長や会長からの宣言や、舞岡台ピースクラブさんの選手宣誓、また戸塚野球協会を応援している議員さん、少年野球の理事長など、お偉い方々の言葉がありましたが、こちらは戸塚新聞的に割愛させていただき、
さて、では、皆さんお待ちかねのベストネーミング賞(独断)をいきます!
第5位 爆笑鶴光
許せない。自分で爆笑というなんて許せない。
自分で「爆笑」と名乗るほど愚かなことはないと思うのですが、でもそこをあえてやってのけてしまう。
そんな「爆笑鶴光」さんを5位に選びました。
ところで野球で何をどうやって爆笑させるのでしょう。
初戦の相手は「原宿ブービーズ」です。これはこれで面白い。
第4位 さくらジャスミン
さくらなのか、ジャスミンなのか!
どっちなのかっていう。どっちもなのかもしれないけど、どっちかにしても良かったのではないかっていう。
でもきっと、どっちもなのでしょう。
初戦の相手は、「STINGS」か「BOUZE」の勝った方です。
第3位 アロエスミス
エアロス・・・あ、アロエスミスか。
紛らわしいわい。
初戦は「東戸塚Washlets」です。
って、え・・・。
ウォシュレッツ?
第2位 貧血バッファローズ
心配!
鉄分とって!
初戦の相手は「日限山わいまんず」です。
第1位 ラブキッズ
今日見る限り、「ラブ」だったり、「キッズ」だったりという方はいなかった。
いなかったのに、「ラブキッズ」。いや、本当のそういうメンバーだったら申し訳ないのですが、
すごく、どんな人たちが、どんな気持ちでこの名前の元、野球をしているのか、気になったし、
初見で「ラブキッス」に見える危険性があるので、1位。
ちなみに初戦の相手は「Addicters」。色々な意味でヤバい戦いになりそうですね。
以上、どうもありがとうございました。
最後に戸塚野球協会内で広報をやっていて、審判もこなす高坂さんに、広報的なひとことを。
高坂さん「昔、野球をやっていた、地元でやりたい、高校卒業してもやりたい
そんな方は、県下でもかなり大所帯で歴史のある戸塚野球協会加盟のチームに行ってみてください!
そして・・・