【祝】戸塚区民オーケストラ35周年コンサート直前取材!

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音楽?アニソンのこと?

と豪語できる程、音楽と無縁に生きてきた戸塚新聞鈴木です。こんにちは。
そんな鈴木が今回お邪魔したのは

「戸塚区民オーケストラ」さん!

何故いきなり取材に伺わせていただいたかと言うと…
なんと今週末2月25日(土)に

35周年コンサートを行うそうです!!

35周年ですよ!凄い歴史です
35年前と言えば「ルビーの指環」ですよね。
ついでにファミリーマート開業して、マリンスタイルが流行って、
カラス族やクリスタル族が現われて…

ベストセラーはノスタラダムスの大予言 III!

携帯電話なんてまだ存在しないし、現代っ子がタイムスリップしたら
移動中何したらいいか分からなくてソワソワしちゃう時代です。

 

とにかく、戸塚区に凄い歴史のある「戸塚区民オーケストラ」があるんです!
1981年春、戸塚区在住のプロ・アマ音楽愛好家が集まり、
「戸塚区にオーケストラの響きを」を合言葉にオーケストラ設立準備会が発足。
同年6月、横浜市内初の、区単位のオーケストラ「戸塚区民オーケストラ」が誕生したのが始まりです。

横浜市初の区単位の市民オーケストラが戸塚区なんて、誇らしいですよね!

そして、早速 35周年コンサートの練習を取材させていただきました!
練習会場は地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)「本郷台」駅のすぐそばです。
真っ暗だったので言葉だけでお送りいたします。
<練習会場到着>

あ、あまりにも静か…!!(音楽初心者)

 

 

でもかすかに音が聞こえる(ような気がする)方へ進んでいくと…映画館みたいな扉が!!

 

そーーっとドアを開けてみると

 

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凄い、大勢の人…!!!

※記者はオーケストラ初心者です

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皆さん真剣に練習されています。

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お話を伺ったところ、10代〜60代と幅広い年齢の方で、主婦やサラリーマンの方が参加。
元々吹奏楽をやられていた方を中心に口コミで参加者が増えていったそうです。

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指揮は戸塚区民オーケストラ常任指揮者の井﨑正浩(いざきまさひろ)さん。
この方、とんでもなく凄い方で、ハンガリーを拠点にヨーロッパ、そして日本各地で活躍されているプロ指揮者。
ハンガリーのソルノク市の音楽監督に就任し、同市に所属する交響楽団、合唱団、舞踊団、劇場および文化センターなどの音楽・文化団体や施設を総括する重責を担っているそうです。
そして、就任以来ハンガリー国内では大きな話題を呼んでいて、毎シーズンの定期演奏会チケットもわずか10日ほどで完売されるほどだそう!

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そんな凄い井崎さん相手でも、「もっとこうした方がいいんじゃないか」等、演奏者さんからもバンバン意見が!
井﨑さんからも「楽譜に書き込め!!」という迫力ある声が飛んできます。

う〜ん、凄い!当たり前のことながら本気度が違います…。

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演奏は、初心者でも楽しめる音の迫力や心地の良い音色。
魅せるところはドーン!!と魅せ、聞かせるところはしっかり聞かせてくれる。

空気が音で震えています…!身体の芯に響いているような…!

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すっかり聞き惚れている内に練習も終了

 

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片付けも手分けしてサクサクっと、皆さん充実した様子で帰っていきました。

 

そして、練習後、練習後戸塚区民オーケストラの代表をされている大沢さんにお話を伺えることに!
戸塚新聞 鈴木(以下 戸塚新聞)「練習お疲れ様でした!」

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大沢さん
「お疲れ様です。遠いところ足を運んでいただいてありがとうございました。」

戸塚新聞
「いえいえ、とんでもないです!とても贅沢な時間を過ごさせて頂きました!
早速ですが、とても歴史が長いオーケストラなんですね。びっくりしました!」

大沢さん
「そうなんですよ。最初は少なかったのですが、口コミ等でどんどん増えていき今の人数でやらせていただいております。」

戸塚新聞
「大沢さんはトランペットを演奏されていましたが、演奏する中で心がけていること等あったりするんでしょうか?」

大沢さん
「私はもちろん、参加者の皆さんも、普段は他の仕事をしています。でも舞台に上がったら、全員エンターテイナーであり、芸人。観客を楽しませることを心がけています。プロとは違い、いい意味で失うものが無いアマチュアならではの、自分たちも心から楽しむことも大事ですね。」

戸塚新聞
「なるほど、アマチュアの演奏はプロの演奏とは違う楽しみがあるんですね。長年オーケストラに関わられていますが、楽しいことや嬉しいこと、これだからオーケストラは辞められない!と思うことはありますか?」

大沢さん
やはり、レスポンスが大きいほど喜びを感じます。大きな拍手を頂けた時はすごく嬉しいです。」

戸塚新聞
「大きな拍手はやスタンディングオベーションは心からの感動が伝わってきますよね。では、今回のコンサートのこだわりや見どころを聞かせてください

大沢さん
「今回は35周年、ということで『5』にこだわっています!演奏する楽曲はマーラー<リュッケルトによる5つの歌曲>、同じく、マーラーの<交響曲第5番 嬰ハ長調>の2楽曲。」

戸塚新聞
「お!どちらも『5』が入っていますね!」

大沢さん
「そういうことです(笑) でもこの楽曲、ただ『5』が入ってるだけではなく、とっても難しい楽曲なんです。

戸塚新聞
「む、難しいというと…どのくらい…」

大沢さん

「5年前からこの楽曲を演奏する為に準備してきました。」

戸塚新聞
「ええ…!? 5年も前から…!??ワイルドだろぉが流行語大賞を取った年から…ずっと!?」

大沢さん
「そうです!5年間の集大成です!どれもしっかり聞ける、聞き応えのある演奏会になっています!そして、今回の副題は『華』。花ではなく華です。蕾から華が咲く様な、爆発的なパワー溢れる演奏会になります!

戸塚新聞
「す、凄い…。既に大沢さんの演奏会に込める熱いパワーを感じます。ちなみに、私、完全な初心者なんですが…オーケストラをもっと楽しめる方法とかあったりしますか?」

大沢さん
「もちろん、そのまま聞いても楽しんでいただけると思いますが、おすすめなのは一度楽曲を聞いてくることです。」

戸塚新聞
「あ、普通の音楽ライブとかと一緒ですね!もっと難しい本とか読まないといけないのかと思ってました…。」

大沢さん
「確かに曲の意味や歴史を知るともっと面白くなりますが、楽曲を聞いてくるだけでも全然違いますよ!それと、話は変わりますが、あまり演奏会に行かれない方だと寝てしまわれる方もいらっしゃいますよね。

戸塚新聞
え、ええ…ま…まさに私のことです…。すみません…。

大沢さん
いえいえ!寝てしまうのは悪いことじゃないんです!むしろ私たちの演奏で寝てくれるなんでとっても嬉しいことなんですよ。耳障りな演奏では寝るにも寝れませんよね。それだけ心地の良い演奏ができてるっていう証拠です。

戸塚新聞
「そうだったんですね!今の言葉を聞いて心の荷が降りた気がします…。」

大沢さん
「ぜひ気軽な気持ちで来て頂けたらと思います。」

戸塚新聞
「なんだったら寝に行ってもOKですか…?」

大沢さん

「全然OKです!心地いい演奏を是非聞きに来てください!」

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そんな、ステキな大沢さん率いる「戸塚区民オーケストラ35周年コンサート」は今週末土曜日!
予定が空いている人はぜひ行ってみてはいかがでしょうか?
チケット等の詳細は以下までどうぞ!

 

【詳細】
戸塚区民オーケストラ 第29回定期演奏会 創立35周年記念演奏会 華(Hana)
日程 2017年2月25日(土)

場所 やまと芸術文化ホール メインホール

アクセス http://www.yamato-bunka.jp/access/

開演時間 13:30(13:00開場)

チケット料金 全席自由席 前売り1,200円 当日1,500円

お問い合わせ 戸塚区民オーケストラ TEL.0466-24-2732(田仲)

 

 

この後、演奏楽曲のマーラー<リュッケルトによる5つの歌曲>、<交響曲第5番 嬰ハ長調>について調べましたが
もう面白いのなんのって!歌や詩にマーラーの人生を感じます!どんだけ壮絶な人生送ってるんだー!
いや〜語りたい!!戸塚新聞はマーラーについて語りたい!!

詳しい人、ぜひ!

本当に魅力いっぱいの戸塚区民オーケストラ、またひとつ戸塚区のことが好きになりました。

仕事が無かったら行くのに…!!

演奏もアマチュアとは思えない大迫力なのでぜひ!!ほんと、ぜひ!!

 

【戸塚区民オーケストラ公式ホームページ】

http://orchestra.musicinfo.co.jp/~TRO/

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