豊かな自然が残されている舞岡公園。
谷戸の田んぼを訪れたことはありますか?
東門から急な階段を下って、うっそうと草木が生い茂った
狭い散策路を通り抜けると、急に視界が開けます。
そこに広がっているのは・・・
田んぼ
昔ながらの里山の風景が大切に残されています。
まるで日本昔話の世界みたいだと思いませんか?
まさに心洗われるような清々しい空気です。
米づくり
舞岡公園「小谷戸の里」では様々な活動を行っていますが、
その代名詞ともいえるのが「田んぼ」でしょう。
多くの市民の方々が、指導員のもと年間を通じて
お米づくりを体験しています。
無農薬・無化学肥料のもち米はとても美味しいそうです。
はざ架け
訪れた時期は、ちょうど収穫の前後。
まだ黄金色に輝く稲穂が実っている田んぼもありますが、
すでに稲刈りが終わっている田んぼも多かったです。
これは「はざ架け」といって、刈り取った稲を結わえて逆さまにし、
天日干ししている最中です。昔なら当たり前だった重労働。
現在は機械で乾燥させるのが一般的ですね。
「小谷戸の里」事務所
現在は案山子まつりを開催しています。
1993年から続く秋の名物行事です。
職員の方に概要を伺いました。
案山子まつりの目的
①スズメ除け ②先人たちの生活の知恵に学ぶ ③田んぼの秋の風物詩
舞岡公園にふさわしい「なるほど案山子」を創意工夫をこらして製作し
来園者に喜んでもらいましょう。
案山子まつり人気投票☆
投票期間・・・10月25日まで
投票箱・・・小谷戸の里 事務所前
どなたでも投票できますが、期間中一人一回です。
気に入った案山子の番号を2つ書いてください♪
たくさんの投票をお待ちしています。
みんなでイベントを盛り上げよう!
材料へのこだわり
舞岡公園は自然環境を大切にしています。無駄なゴミを出さないよう、
見えない部分にも自然素材を使って、土に還るものを工夫して使います。
竹・ワラ・縄・麻ヒモ・布をメインに、材料をわざわざ購入しないで不用品を
利用することを推奨しています。(一部、公園でも用意しています。)
ペンキや絵の具なども使えないので、色付けは墨や布で表現します。
案山子ご紹介♪
活用されている田んぼは約30数枚ありますが、
1グループで複数の案山子を出品している場合もあり、
合計で41体の案山子がいます。
出品者の皆さんが一生懸命に協力し合って作りました。
実際に足を運んで見ていただきたいので、戸塚新聞では
その一部をご紹介します。
よく観察してみると、自然素材で出来ていますね。
オーソドックスなタイプもあれば、アイデア溢れる作品もあり、
見ていると楽しい気分に♪
用意された「見学マップ」には案山子名とアピール文章も
記されているので、読みながら回ってみては?
子どもたちに馴染みのあるテーマが多く見受けられます。
園内にある情報館で歴代の作品を見なおしてみれば、
その時代の流行を反映していそうで面白いでしょうね。
投票期間後もしばらくは並んでいるようです。
ぜひ力作ぞろいの案山子を見にお出かけ下さい。
(※通常は脱穀作業と同時に撤去する場合が多いので、次第に数が減ります。)
結果発表
11月23日の収穫祭にて表彰式があります。
「小谷戸の里」事務所前に年内は結果発表が貼ってあるそうで、
結果が知りたい方は見に行って下さいね。
舞岡公園「小谷戸の里」
横浜市戸塚区舞岡町1764
TEL・FAX 045(824)0107
公式HP http://maioka-koyato.jp/