三寒四温の今日この頃。学校の春休みも間近に迫り、
子どもをどこへ連れて行こうか?と計画中の
パパ・ママさんたち、家族やママ友たちと
「いちご狩り」なんてどうですか?
藤沢市との境にある、東俣野町でいちご狩りスポットがあるのです。
交通量の激しい国道1号線から車で数分も走れば、
かなり田舎いえ、のどかな風景が広がっています。
狭い道をドキドキしながら車で侵入・・・
大丈夫、駐車場も完備しています。
吉原いちご園
営業は土・日・祝日、平日はHPかTELでご確認ください。
完全予約制(10時~いちごが無くなり次第終了)
3月・・・小学生以上1800円/2歳以上小学生未満1000円
4月~5月中旬・・・小学生以上1500円/2歳以上小学生未満800円
時期や価格に関しては、いちごの生育状況により変動
することがありますので、予約時にご確認くださいね。
ハウスを入った左手に受付があります。
まずこちらで会計を済ませ、説明を聞きます。
制限時間は30分一本勝負!
さあ、一体どのくらい食べられるかな?
オーナーの吉原さんご夫婦
オープンして2年目というフレッシュないちご園。
かつてこの場所ではお父様がトマト園を営んでおり、
兄弟で後を跡ぐことになりましたが、
お兄さんの方はトマト用ハウスの一箇所で
いちご栽培を始めることになったそうです。
平塚で大きないちご園を経営している、お父様の農業高校時代のご友人が
師匠となり、研修なしでいきなり栽培を始めたとか。
行き当たりばったり?度胸がありますよね!
師匠のもとに通いながら、また来てもらって指導を受けながら
手探り状態で、ここまでやってこられたそう。
オーナー
「周囲に支えられて今、いちご栽培が軌道に乗ってきました。
いちご狩りに来てくださるお客さまに満足してもらう
ことを信条に頑張っています!」
奥様
「静岡などわざわざ遠くへ出かけなくても、
いちご狩りは近場で充分に楽しめるんですよ☆
湘南・鎌倉や辻堂のテラスモールなど外出ついでに
+アルファのレジャーとして気軽に利用してほしい。」
内部は整然とした印象です。
レーンごとに品種名と特徴が掲げられ分かりやすい。
高設栽培なので、立ったままいちご狩りができます。
子どもにはちょうど手が届きやすく、大人も腰への負担が少なく楽な姿勢で楽しめます。
しかーも、それでだけではありません!
見よ、この広くとられた通路を。
近年増加している車椅子の方にも対応しています。
ベビーカーもOK★
土ではないので、汚れを気にする必要もありません。
時折、いちごの白く可憐な花びらが散っているくらい・・・
これが最新のいちご狩りハウスなんですね~!
?いちご5種類?
当園では、5種類ものいちごを同時に生育中。
成熟状態によりレーンを開放していない場合もありますが、
運が良ければ全種類を味わうという贅沢が可能かも!
ご厚意に甘え、5種類を味見させていただきました。
「おいCベリー」
市販では滅多に見かけない、最も力を入れている品種。
レーンも多くとっています。
12月は出荷販売をしていますが、赤く熟しても
傷みにくく日持ちがしやすいのもポイント高し。
ビタミンCが豊富なので美容と健康にもgood。
どれ、パクパク。うわ~甘味がスゴイです!
糖度16~18というのはあり得ない数字。
今まで食べた中でも抜群の甘さです。
ストレートな甘味にファン急増。
「紅ほっぺ」
やわらかく、香りの良さが人気です。
大き目で果肉ぎっしり、長円錘形が特徴。
果実が舌の上でとろっとして、ジューシーです。
ぶどうのデラウェアみたいな爽やかな香りが鼻に抜けるよう。
おいしー。たまらな~い!
「とうくん」
え?とうくん?って誰?と思ったら、
「桃薫」と書いて「とうくん」と読むのかー。
やや小粒で色も淡い赤ですね。
ハッキリと桃の香りが立ちのぼります。
いちごなのに、桃?ココナッツ?
とっても珍しい~♪おもしろーい!
「さちのか」
こちらも風味豊かな人気者。幸せな香「幸の香」と
いう意味で「さちのか」って名前だったとは!
ふむふむ。
フレッシュな甘酸っぱさが、口の中に広がります。
ふわんといちごの香りに包まれ、シアワセ感UP↑
「とちおとめ」
市販品でいちばんメジャーな子、誰もが知っている。
THEいちご!!!という風貌と味です。
酸味も感じるし、さわやかな甘味も。
普段から食べなれた風味です。
でも、もぎたて新鮮で余計においしく感じる!
問題です!下の写真、品種は何でしょう?
当てた方には景品が・・・!!!ありませんが。
艶やかな赤。答えは「おいCベリー」です。
他の果物にも共通しますが、最近の傾向としては
甘味が強い品種が好まれるよう。
酸味とのバランスや香りを重視する方もいますし、
自分好みのいちごを見つけよう★
説明を聞きながら食べ比べると、何となく違いが分かるようであり、
正直、混乱してくるんですけど・・・
とにかく、美味しくて楽しい経験になりました。
ヒット商品になりそうな予感・・・
「しょうちゃん家のアイス」
オーナーの名を冠し園のいちごを贅沢に50%も使用。
保冷材はないので持参するかその場で食べてもOK。
お土産用のいちご販売もあり、事前予約が必要です。
果物狩り、価格の面ではスーパーで買って食べる方が
安いのは確かですが、それを補って余りある楽しさが
あります。
モノより思い出!
家族で、カップルで、ステキな経験を共有する。
春のお出かけにぜひどうぞ。
吉原いちご園
横浜市戸塚区東俣野町812
TEL:080-4802-4385
http://www.yoshihara-engei.jp/