明治学院大学の横浜キャンパスにお邪魔していまーす♪
学生さんはイイなあ☆彡
1月末から早々と春休み突入なんですね~。
学食や図書館に潜入してみたいなあと思いましたが、
構内はし~んと静まり返っていました。
入学試験の期間中ということもあり、一般者は入ることができません。
キャンパスは広々として開放的、青空に白い校舎が映えて素敵な雰囲気です。
目指すのはボランティアセンター。
1995年の阪神淡路大震災をきっかけに、大学が独自に立ち上げた組織で
全国に先駆けて1998年に誕生しました。
本日は学生さんの活動を取材にやってきましたが、どこにあるの~!?
ボランティアセンター
明治学院大学の教育理念である「他者への貢献」
“Do for Others”の精神にのっとり、
ボランティア活動を通じた人間教育を行う場です。
学生さんが多様な活動を行いながら社会とつながり、
学びを深められるような支援をしています。
活動の柱の一つが海外プログラム事業部です。
現在は18名の学生さんが所属し、3つのチーム
- ガールズ
- イベント
- スタディーツアー
今日ご紹介する「ガールズ」チームは女性の地位向上を考える活動がメイン。
公益財団法人プラン・ジャパンの国際協力事業に賛同し、
「書き損じはがき・未使用はがきキャンペーン2016」を行っています。
募集するのは未投函・未使用の官製はがき。
郵送や持ち込みにより受付をしていました。
ハガキの受付は2月5日(金)で締め切りましたが、
現在は集計作業の真っ最中!
集まったハガキは発展途上国の子どもや女性を支援
するために活用されます。
白金キャンパスでも同キャンペーンを展開していましたが、
ここ横浜キャンパスで取りまとめをしています。
春休み中の学生さんですが、都合のつく2名が集計に来ていました。
「ガールズ」チーム8名だけでは人手が足りないので、
他2チームのヘルプを頼み、3月はじめをめどに
作業が終わるよう頑張っています。
まずハガキをカウントし、郵便局で切手に交換。
それを金券ショップで換金し、公益財団法人プラン・ジャパンに送ります。
今回の支援先はネパール。
女性が安心して出産に臨めるよう妊婦健診等の支援を行うそうです。
というのもネパールでは、女性の地位が低く考えられていたり、
経済的な問題から本来必要とされる保健医療サービスを受けていないケースが
目立つとのこと。
妊婦さんや生まれてくる子どものために集まったハガキが役立つなんて、
とても素晴らしい活動ですね。
今日は男女1名ずつが来校。
2人ともたまたま鈴木さん(#^.^#)
国際学部2年の鈴木さん♂
「入学したらボランティア活動に携わりたいと思っていました。
今年で2年目です。」
真面目そうな青年です。アルバイトやサークル活動でお気楽に過ごしてしまわずに、
私も学生時代ならではの有意義な社会貢献をすればよかった!
まったく自分のことしか考えていなかった・・・
と過ぎ去りし遠い日々を想い、ちょっと後悔したライターでした。
文学部1年の鈴木さん♀
「以前タイに住んでいたことがあり、現地の状況を見ていたからか、
国際協力に興味を持っていました。オープンキャンパスに来たときに
ボランティアセンターのことを知り、入ろうと思いました。」
社会問題に意識をもって、それを行動にうつす姿。
ああ!なんて輝いているのでしょうか☆☆☆
段ボールには作業待ちの封筒の山!!!
横浜市や戸塚区近郊だけではなく、全国から届くそうです。
というのも昨年度は読売新聞の全国版で活動が紹介されたため、
予想をはるかに超える物凄い数のハガキが全国各地から送られてきたとのこと。
なんと!約3万枚、総額136万9246円もの支援金になりました。
全国紙の広報力は効果抜群。
作業はハードでしたが、嬉しい悲鳴だったわけですね。
どの封筒も結構な厚みがあります。
去年の新聞でこの活動を知り、1年間ハガキをためておいて、
封書でまとめて送ってくださった人たちもあるとか。
年賀状も受付OKなのですが、1月半ばにお年玉の抽選結果が出てから
一気に届く枚数が増えるそうです。
丁寧にひと言メッセージが同封されていることも。
「ハガキを無駄にしなくてよかったです」とか、
「活動に役立ててください」とか。
ダブル鈴木さん
「皆さんの気持ちがとても有難く、励みになります。
地道な作業だけど頑張らなきゃ!って思います。」
数えながら100枚ずつの束にしていきます。
同時に、個人情報が残っていないかどうかも目検。
さらに切手の金額もチェックし、52円・50円・その他の金額ごとに分類していきます。
戸塚新聞
「なかなか大変ですね~。見落とさないよう集中力がいりそうです。」
鈴木さん♀
「あれ~?何枚だったか分からなくなっちゃった!」
戸塚新聞
「ごめんなさいね”(-“”-)” 私が話しかけてしまったから・・・」
このように切手の金額ごとに束を分けて、後で集計しやすいように
しています。個人情報が消していないハガキには、写真右のスタンプを押して
抹消していかねばなりません。
昨年度はマジックで塗りつぶしていましたが、
スタンプの方が効率が良いようです。
鈴木さん♀
「せっかく来たので、午前中から夕方いっぱいまで作業します。」
きちんと個人情報を消すためには、
何回も念入りにスタンプを押す必要があります。
実のところインク代も馬鹿になりません。
そこでお願い・・・
このように事前にマジック等で消していただくと
とても助かります。
ひと手間かかりますが、ご協力をお願いします!
ボランティアセンターには専任コーディネーターが常駐し、
学生さんたちが自主性をもって活動にあたれるよう、
適度に見守りながらサポートしています。
この取り組みは今回で3回目。
自分たちでも理解を深めるために勉強会を行ったり、
週1回のミーティングで学生さんたち自身が考え、
相談しながらこれまでの作業を進めてきました。
100枚ずつの束になったところ。
2月はじめ現在、5000枚を超えているそうですが、
まだまだ伸びるかな~?
来年度も同キャンペーンを行う予定です。
書き損じはがき・未使用はがきが国際支援に役立ちます。
12月頃より告知を行いますので、
処分してしまわずに、保管しておいてくださいね~!
明治学院大学 ボランティアセンター(横浜)
海外プログラム事業部
横浜市戸塚上倉田町1518
tel:045-863-2182
http://www.meijigakuin.ac.jp