こんにちは!
戸塚新聞編集部、三根です。
突然ですが、普段家で飲んでるお酒ってなんですか?
ビール? 酎ハイ? 第3以降のお酒? ワイン?
私はー
飲みません!
いえ、飲み会とかでは飲みますが、家では飲みません。
というわけで、今回はそんな私がー
焼酎専門の酒屋の取材にきました!
説得力あるぅ〜!
もしかしたら気になっている方も多いかも。
戸塚小学校の向かいのビル。
そう、最近、1Fに中華料理屋ができたビルの2Fに、
青い看板で「焼酎いっぱい」
「焼酎いっぱい」て。
もうなんか、何にも迎合しないこのスタイル。
さぞ、「私は私。理解できない輩は来なくていいい」。
そんな少しガタイがいい、メガネをかけた少し強面の、でも認めた奴にはすげー優しい、
そんな親父がいると思って、実はいつも少し遠くから見てました。
全然そんなことなかった
見てください。この手。
ね?
この酒屋のオーナーである石渡さんは、
実に優しそうなおじさまでした。
顔は、残念ながら撮らせてもらえませんでしたが、
ちょうど上の「白ふくろう」のような穏やかな顔。
さて、前談が長くなりましたが、
今回はこちらの石渡酒店さんをご紹介します。
八丈島での焼酎との出会い
仕事を辞めて、今年の3月から準備をはじめ、
9月にお店をオープンした石渡さん。
焼酎への情熱のはじまりは、
10年ほど前に家族旅行で行った八丈島にある酒屋だったんだとか。
その酒屋がとにかくシャレていて、
甕についた蛇口から試飲できるものもあったそうです。
そして、石渡さんを焼酎の道に引き摺り込むきっかけとなったのが、「青酎」という焼酎。
それからいろんな焼酎を飲むようになって、
いつかは、自分もあんな酒屋を営みたい・・・
という思いと、仕事や年齢との関係で、今年オープン。
そんな経緯を話してくれました。
とにかく試飲ができるお店
八丈島の経験を元に、石渡さんが作ったお店も「試飲ができる酒屋」。
お客さんは、なんと200円で好きな焼酎の試飲を何種類でもできます!
のんべえにはもってこい
実はこれ、焼酎ビギナーにオススメなんです!
石渡さん「なんでもそうだと思いますが、パッケージだけだと味ってわからないですよね?
焼酎は、結構ボトルが特殊な形のものも多くて、そんな見た目で選んでも面白いんですが、
やっぱり、自分が好きな味のものを見つけてほしいです」
なるべく珍しいものを、と選んだ焼酎が棚にずらり。
なかなか手作り感があって、素朴な内装です。
この中から、お客さんは選んで、飲むわけですが、
オススメの飲む順番があります。
1 度数の低いお酒から
酔っちゃいますからね。そしてそうなると味がわかりません。
高いものだと、40度以上もある焼酎。度数の幅が広いんです。
まずは22度くらいからはじめて、だんだんと度数の高い焼酎を試すのがオススメ!
2 米→麦→芋/泡盛/黒糖
地域によって作り方も様々な焼酎。
そして、素材によって味も違います。
さっぱりした米焼酎から順に飲むのがオススメ!
いざ試飲。
この小さいグラスに少し注いでもらい、試飲します。
調子に乗って試飲していると、帰れなくなりますので注意を。
では、石渡さんにチョイスしてもらった焼酎をご紹介!
安納芋
最近の焼き芋ブームの火付け役にもなった種子島の「安納芋」。
鹿児島の吹上酒造が作った芋焼酎で、香ばしい甘みが特徴です!
右側の「炭火焼安納芋」は種子島酒造になります。
屋久杉
「屋久島」の本坊酒造が作った芋焼酎「屋久杉」。
超軟水で作られた原酒で、まろやかな口あたり。
陶器のボトルもシャレていて、プレゼントにも良さそう。
感謝
もう、贈答用としか思えない名前「感謝」。
3年以上甕壺で熟成した原酒の芋焼酎。
誰かお礼をしたい人いたっけな?と思わず考えてしまいます。
国産のリキュールもいろいろ
果実を焼酎につけて作る国産の果実酒もいろいろあります。
梅酒はもちろん、すだちやゆず、桃、
デコポンや梨なんかも!
このコーナーは女性にオススメ。
焼酎好きもそうでない人も楽しめる
焼酎好きならきっとワクワクするようなラインナップだと思います。
そして、焼酎ってあんまり飲んだことない、という方も、
「思ってた焼酎の味と違う!」という素敵な出会いがきっとあります。
何事もチャレンジ。
八丈島で焼酎観を変えられた石渡さんが、
あなたの焼酎観も変えてくれるはず!
そんな期待を込めて、ぜひ行ってみてほしいお店です。
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石渡酒店
営業日:火曜〜土曜
営業時間:14:00〜20:00(木曜は19:00まで)
休業日:日曜・月曜・祝日
電話番号:045-435-5983
住所:横浜市戸塚区戸塚町145秀文堂ビル202号
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