※最終更新2018年5月1日
旅するmocoカフェ
~2017年6月24日OPEN~
「フランス菓子といっても高級すぎず、
誰でも気軽にケーキを楽しめるように・・・」
と店主が一人ではじめた小さなケーキ屋さん。
スイーツ好き主婦ライターが、公私混同!?
ニューフェイスを紹介するという使命のもと
取材に向かいました♪♪♪
オーロラシティから環状2号を越えて、
農園や平戸小のほど近く、落ち着いた
住宅地にひっそりとお店があるのです。
以前はネットショップでの営業でしたが、
自宅を改装して対面販売のお店をスタート。
情報誌「戸塚新聞」9月号に掲載されてから、
お客さんが急激に増えたとか。
売り切れ閉店の際はご容赦くださいとのこと。
モコ猫の看板をたどっていくと、
それらしきお店を発見。
あ、ほんとに普通のおうち。
でも、とってもステキなおうち。
どんなお店かな?はやる胸をおさえて
階段をのぼります。心臓ドキドキ。
(※運動不足のせいではありません)
門扉は勝手にあけて大丈夫かな。
ピンポーン♪は鳴らさなくていいかしら。
(※不審者ではありません)
居住者用とは別の乙女チックな白いドア。
少しためらいながら開けると・・・
フランスの片田舎にあるお店に
迷い込んでしまったみたい!?
この奥で店主がじっくりとフランス菓子の
世界を創りあげています。ただもう純粋に
ケーキに向き合って楽しむための空間。
余裕がある時なら、店主とお話ができるかも。
お菓子づくりのアレコレを聞くことが
できれば、一層美味しく頂けるというもの。
フランス好きが高じて
店主は高校時代のケーキ屋さんでのアルバイトをきっかけにフランス語を勉強。フランス人の先生のお宅でフランス菓子を作る機会があって、すっかりフランス好きに。大学卒業後、かの有名な「ル・コルドン・ブルー」にて製菓を学び、湘南の人気ケーキ店で経験を積みました。
その後はいろいろな事情からしばらく業界から離れていましたが、いつかお菓子教室を開こうと、有名パティシエの本を参考に独学していました。自分のお店をもちたいけれど・・・という想いをずっと心に秘めながら。
洗濯物を干す場所が・・・
結婚して現在の住まいには陽当りのいいテラスがありましたが、主に洗濯物を干す場所になっており、それではもったいない!と。一念発起して自宅を改装し、カフェスペースを設けることになりました。
それまでは「お菓子のアトリエ」という構想で、お菓子づくりを教えたり、注文に応えるかたちで営業しながら、実店舗OPENに向けプランを練ってきました。独学で研究を重ねながら、常に理想は高くもち、自分の納得がいくものに仕上がるまで、お菓子づくり&お店づくりに真摯に取り組んできました。
「自分が食べたいケーキを・・・」
厳選した素材を、卓越した技と工夫と、何より愛情こめて、ここでしか味わえない魅惑のスイーツにしあげています。
お話を伺っていると、一人でやれる範囲で最高のものを提供したい!という店主の静かなる情熱が伝わってきます。商品はもとより、店内すべてに細やかなこだわりが。材料はもとより、インテリアから仕事道具にいたるまで、よくよく考えて厳選。
ちなみに食器はイッタラやウエッジウッド
をセレクト。イートインのお客様には
コーヒーか紅茶を出していますが、
サービスとは思えない高級なセッティング
で頂けるので、気分も上がります。
イートインスペース
テラス越しに緑をのぞむカウンター席4つ。
静かなエリアなので、BGMを聞きながら
ゆったり気分で過ごすことができます。
なんぶん小さなお店なので満席のことも。
おひとりの男性もWELCOMEです。
季節を感じて
毎朝ご近所の柴田農園から、収穫したばかり
の新鮮フルーツがとどきます。
みずみずしい大地の恵みをいかして、
季節ごとのケーキをつくります。
- 右奥:ブルーベリーのタルト
- 左奥:葡萄のショートケーキ
ラインナップはチョコ系など定番ものに加え、
その時期ならではの季節のケーキをいくつか。
【モンブラン】
フランス産の濃厚なマロンペーストを
一本絞りで渦巻状に。
内側にはホワイトチョコレートと
生クリームをあわせたフレッシュな
白いクリームが詰まっています。
さらに大きな栗の渋皮煮がゴロンと
一粒でてきて、いちばん下には、
あっさりしたクリームチーズタルトがサクッ。
気品さえ感じられるモンブランの姿。
マロンペーストが途切れないよう形も整うよう、
店主は夜中に何度も絞る練習をしたそう。
栗をたっぷり堪能できる、秋を代表するケーキ。
今のうちにぜひ♥♥♥
【マンゴーのショートケーキ】
夏季限定でしたが(今はブドウをどうぞ)
ショートケーキのスポンジが美味!
ふわっとキメが細かく、なめらかで。
生クリームもこれまた美味!
上質な材料で、フレッシュ&ミルキー。
よぉく見てください!
スポンジが薄く薄~く切ってあり,
かなりの技術が必要だそうです。
スポンジ部分が薄いので、口に入れたときの
生クリーム感とフルーツ感が半端ないんです。
【サバラン】イートイン限定
ラム酒がほのかに香る、大人気分のデザート。
専用型で焼き上げた生地にシロップが含ませてあり、
ザックリ粗い生地はよくシロップを吸い込みつつ
フニャフニャと崩れることはありません。
- 〈左〉デザートワイン
- 〈右〉アプリコットリキュールとラム酒のブレンド
ガラスの器に別盛り、お好みでかけて召し上がれ。
レアチーズ(チーズとホワイトチョコレート)と
季節のフルーツも添えられて、芸術的な一皿に☆
焼き菓子コーナー
お土産やプレゼントに最適です。
ご自身がずっと温めてきたデザインの紙袋
(イートインスペースの写真にうつってます!)
&包装紙にも、モコ猫があしらわれていて
とてもキュート★
左上から・・・
- 和三盆糖のスノーボール
- モコ猫サブレ
- ヘーゼルナッツのフィナンシェ
- 和三蜜糖のマドレーヌ
〈ホールケーキ予約販売〉
オーダーメイドのバースデーケーキはいかが?
約1か月前の3日前の予約※が必要で、白いデコレーションまたはピンク色のデコレーションが選べます。
サイズやご予算など詳細はお問合せください。
※2018年4月11日に訂正させていただきました。
モコ猫サブレ60円
このコ、かわいいだけじゃないんです。
ゲランドの塩がアクセントとなって、
甘さとのバランスが絶妙!!!
サクサク食感でやみつきに。
10枚以上ご購入の場合はご予約ください。
(*主婦ライターは買って帰ったら1枚だけ
尻尾が割れてしまい、持ち運び注意です…)
ここでは、つい2個オーダーしてペロリの
ザ・甘党主婦ライター。だって!コーヒーが
サービスなので、そのぶんケーキが食べられる・・・
「私も2個がキホン。1個じゃ足りませんよネ!」
と、店主も同感してくれました。
あ~ヨカッタ。「旅するmocoカフェ」
ではこれからも2個ずつ食べようっと。
季節が巡る頃に、また来なきゃ★と
思いを強く持ち、お店を後にしたのでした。
「旅するmocoカフェ」
店主の個性が光る新たなケーキ屋さんができ、
東戸塚での甘くシアワセな日に期待大です♥
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旅するmocoカフェ
住所:横浜市戸塚区平戸町772-1
TEL:080-1013-6005
営業時間:10~17時
定休日:月・火・水・木曜
詳しい道案内(写真付き)は下記URLからアクセスしてください。
http://moconico.exblog.jp/27835791/