そろそろ梅雨明けですね~。
厳しい夏の気配が肌に感じられ、このまま夏バテへ一直線!!
いやいや。
そうならぬように、自己管理をシッカリしなければ。
暑い季節に食べたいモノといえば・・・ちゅるんと喉ごしのよい麺類。
そして晩酌のおともに是非とも加えたい冷奴。
安くて健康的でチャチャッと用意できる、頼もしい庶民の味方です。
いつもワンパターンになりがちな冷奴ですが、
アレンジしてみれば家族にもウケるかも?
そのヒントをもらうべく、おいしいお豆腐を探しにいってきました。
「ダイニング 和くら」
お店の場所は東戸塚駅の東口から徒歩数分。
表通りから一本入った路地にひっそりとあり、隠れ家ダイニングの名の通り、
あえて写真には写っていないので実際に探してみてくださいね。
お若い店主の那倉さんですが、すでに独立して13年。
「和くら」としては 7年になるそうです。
おいしいものとつかブランド
ご存じのように区制75周年を記念した事業で、戸塚区
の魅力を発信し地域活性につなげる目的があります。
300店舗以上の膨大なメニューの中から
推薦数の多かった29品が認定を受けました。
「区役所から電話が入ったときは、何かトラブルを
起こしたかと思ってヒヤヒヤしたよ。でも、
自分の知らないうちにお客さんたちが推薦して
いてくれたことを知って、すごく嬉しかった。」
と店主の那倉さんは語ります。
なめらかすくい豆富
あえて「豆腐」でなく「豆富」なんですね!
籠にふんわりと盛られて登場。
トレイには複数の調味料が添えられています。
九州産の 「むらゆたか」という大豆を使って
毎日手作りしている自家製のお豆腐。
店主の那倉さんは豆腐店で修業したこともあり、
豆腐を使った創作メニューもお得意の様。
説明された通り、まずは何もかけずにそのまま頂く。
大豆の持ち味が引き出され、ほのかな優しい甘味が感じられる!
口当たりなめらかですが、かといって柔らかすぎず
しっかりした舌触りもあります。
普段からスーパーの特売お豆腐ばっかりの節約派・
主婦ライターにはとても美味しく感じられました。
「市販品とぜんぜん違いますねッ。」←当たり前
続いて、沖縄産の珊瑚塩をかけていただきます。
珊瑚って確か動物ですよね。生きているものに付着している塩なので
天然のミネラルがより豊富に含まれているそうです。
珊瑚塩で、お豆腐の甘味がさらに膨らみます~。
「うーん、まろやか。お塩自体もおいしい。」←珊瑚塩なんて初めて(^-^;
役割があって供されているキュウリのかつら剥き。
次の食べ方に移る前に、いったんツマでお口をリフレッシュ。
今度はエクストラバージンオリーブオイルで!
洋風の食べ方だな~☆ 驚き桃の木山椒の木です。
皆さんのご自宅ではいかがでしょうか?
何といっても「おろし生姜+醤油」が定番では!?
薬味はネギやかつおぶし、この季節なら大葉やミョウガなんかもイイのだが。
こうやって出されると高級感があって、単なる冷奴とは呼べないかも!
はてさて、未体験ゾーンに突入です。
お豆腐にオリーブオイルとはね! ←懐疑的
「お?・・・あれ? 急にイタリアンの世界に来ちゃいました。
お口の中でオイルと乳化して?まったりした食感に変身。
トレビアン! はフランス語だから違うけど・・・
フ・シ・ギにオイシイ❤ ヴォ―ノです!」
さらに、お塩も加えてみると・・・
モッツアレラチーズになっちゃいました~。
絶対、女子は好きですよぉ。
最後は柚子胡椒をのせて。
ぴりりと刺激する胡椒の辛味と、さわやかに広がる柚子の風味が
豆腐の味わいをいっそう深めるよう。
こりゃまた、いいですねえ。大人の食べ方です。
「歳を重ねると分かることもあるんだよぉ。」←若さへのひがみ
カウンターはバーのようなオシャレな雰囲気。
とはいえ、ハイソな方じゃなくても普通に入れます!
(最近してないけど)デートとか、(たまにしてるけど)女子会とか
日常をしばし離れ、くつろぐにはもってこいの感じ。
内装は店主の那倉さんと仲間の協力によりしつらえられ、
随所に手作りのこだわりが詰まっているそう。
ご家族や職場などの大切な人たちと時を過ごすにもいいですね。
お酒は日本酒・焼酎・自家製の果実酒など和ものを中心に揃えています。
店主の那倉さん:
「お酒でも季節感を出せるよう、その時期にいちばん
美味しいと思うものを厳選してお出ししています。」
「和くら」で定番人気を誇るのが、
スモーク料理
燻製といえば桜チップなど色々な材質がありますが、
同店ではウィスキー熟成樽だった古樽材を使用。
独特の芳醇な香りと深い味わいが楽しめるとあって、
お酒のおつまみにピッタリなスモーク料理に仕上がるんだとか。
鶏料理
店主の那倉さんは修行時代に、串焼きの専門店にいたこともあり、
焼鳥も評判がいいようです。唐揚げもウマいらしい!
鶏肉に対するこだわりは強く、あれこれ試した結果、
愛知県の三河鶏を選びました。
店主の那倉さん:
「自分がいちばん美味しいと感じるものをお客様に提供したくて。
関東ではあまり食べることができないので、入荷次第のレバーと砂肝の
串焼きはとりわけ必食です!」
タジン鍋
浅利を使った魚介だしをきかせた逸品。
新鮮な旬野菜は提携農家から直送してもらう無農薬有機野菜を使用。
水をいれていないので、素材の味とダシの味が
ふくよかに合わさって心身共に満たされるお鍋です。
とつかおいしいものブランドに認定されている
「なめらかすくい豆富」を取材に伺いましたが、
他にもご紹介したい一品料理が満載!の和食ダイニングでした。
私のように、主婦だから夜は出かけれらなくて・・・という方は
ランチタイムでも「和くら」のエッセンスが光るメニューが
用意されているので、ぜひ足を運んでみてください。
ダイニング 和くら http://www.d-wakura.com/
横浜市戸塚区品濃町543-6 第3つるやビル1F
TEL: 045-822-1733
ランチ:11:30-14:30(L.O.14:00)
ディナー:17:00-25:00(L.O24:00)
年中無休
カウンター8席&座敷3卓(20名)