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ひんやりスイーツを探して②!古き良き、老舗の「あんこ」、これが本当のあずきバー

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毎日暑くて嫌になっちゃいますね。

 

こんにちは、戸塚新聞 鈴木です。

唐突ですが、

「あんこ」

好きですか?

 

私は大好きです。

 

 

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本当に美味しいあんこは、本当に美味しい。

合わせるお茶にもこだわれば

美味しさの相乗効果で、さらに美味しい。

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そこに、素晴らしい景色と自然の音、ホーホケキョが加われば

「日本人に生まれてよかった」

と思わざるを得ないワケです。

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炎天下の中、朦朧とする意識の中で取り留めもないことを考えて歩いていれば…

 

見えてきました!

昔ながらの「ひんやりスイーツ」をゲットできるとの口コミを頼りにこちら

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「清水製あん所 戸塚工場」

工場の前にある小さなめの建物が直売所です。

 

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お店の前には涼しげな簾や植物が(朝顔かな?)

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店内は6畳ほどの販売スペース。

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正面には、あんこ(こしあん・粒あん)

最中(あんこ・ごま、1個 120円)

羊かん(1本 500円)等が販売されています。

最中は注文するとその場であんこを詰めてくれますよ♪

 

その他、上新粉や寒天も。

広いとはいえませんが、充実した あんこ菓子ラインナップ!

あんこは100円からあり、業務用だけではなく、一般家庭に向けての商品が嬉しい♪

 

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冷蔵庫には、ところてんや、

量が多めの袋詰されたあんこ(こしあん・粒あん・白あん、各500g 400円)も。

菓子等に使用するなら、この量は助かります♪

 

お目当ては、もうお分かりですよね…?

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そう、これです!!

アイスキャンデー

なんと1本80円(税込)

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白あんをベースにした「抹茶」と

こしあんに粒あんを混ぜ込んだ「あずき」があります。

この、キャンディの棒が丸いところも懐かしい…!!

あまり目にしなくなりましたね!

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まずは「あずき」を♡

いただきまーす!

…と行きたいところだけど、

固…!!!

 

乳成分や添加物が入ってなく、

本当に「あんこ」のみ!

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ぎゅ〜っと素材を詰め込んだアイスは

水分量が多く、空気の含有量が少ない為固くなるそう。

まさに「あんこ好きの為の究極のアイスキャンディ」

 

ベストな状態までのアイス待ちをしている時に、

戸塚工場の工場長「萩野つね子」さんにお話を伺いました。

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萩野さん

 

_MG_6881本日はありがとうございます。よろしくお願いいたします。
_MG_6881いえいえ、暑い中ご苦労様ね〜。ゆっくり涼んでってね。

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机の上にはあんこを使ったお菓子の手書きレシピが。どれも手軽に挑戦できそう

 

_MG_6881いきなりですが、泉区なのに、戸塚工場なんですね。
_MG_6881もともとはね、昭和25年に兄が南区で清水製あん所を開業したの。その翌年に私が高校を卒業して、両親から兄の仕事を手伝うように言われて、静岡県清水市から横浜市にやってきたんですよ。
_MG_6881ふむふむ。
_MG_6881その時代は業種を問わず、右肩上がりでね、うちも最盛期には1日10トンほどのあんこを作っていたの。

それと同時に、南区の工場周辺に住宅が増えはじめてね。音やニオイの苦情は無かったんだけど、周囲の方に迷惑をかけないようにって、昭和42年にこの戸塚工場を建てることになったのよ。

_MG_6881なるほど!それで昭和61年に戸塚区から泉区に変わって…名前は変えなかったんですね。
_MG_6881特にこだわりがある訳じゃ無いんだけど、なんとなく改称せずに今に至っちゃったわね。(笑)

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_MG_6881直売所はその時から?
_MG_6881初めは無かったの。気がついたら近所の方があんこを求めて工場に顔を出すようになってくれて。でも、「工場」ですし、一般の方が入るのは衛生面に問題があるでしょう。それで直売所を始めたのよ。
_MG_6881近所の方々に向けてのお店だったんですね!
_MG_6881製造元が大っぴらにあんこを販売するとなると、卸先のお客様が良く思わないかもしれない。だから、本社工場ではせずに、戸塚工場だけで、近隣の方々に向けてひっそりと直売を続けているの。
_MG_6881近所の方々が羨ましいです!
_MG_6881そんな程でも無いのよ。ほら、アイスもういい感じそうよ。

 

_MG_6881おお〜!いい塩梅!いただきま〜す、

 

パクっ

 

な、懐かしい甘さ…!!

甘いけど、嫌な甘さではなく、上品でしっとり、あんこがぎっしり!

はぁ〜♡夏に食べるアイスキャンディ、最高!!

 

_MG_6881うちのあんこに使用している小豆はほとんどが北海道産、砂糖は白ザラ糖が主で、保存料等は一切使用していないの。色々な砂糖で試したけど、白ザラ糖の方が甘みが上品で、あんこには最適だと思うわ。

白あんには小豆じゃなくて、白インゲンを使っているの。あんに添加物を加えてより白くさせる製法があるんだけど、うちはほぼ使っていないから、色も真っ白じゃないのよ。

どちらも、昔から変わらない、素材本来の味を楽しめるように仕上げているわ。

_MG_6881長年変わらないあんこの味を守り続けているんですね…!!凄いです…
_MG_6881折角来ていただいたし、工場の中も見ていく?
_MG_6881いいんですか!ぜひ!!

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アイスはあんこの製造とは別の部屋で作られています。

 

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これがアイスを凍らせる機械で、中には冷え冷えの液体が。

明日の仕込みの為に今から冷やしておくそう。

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確かに液体が!

そして、このアイスキャンディの作り方は昔から変わらず、全て手作業…!

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アイスには棒状の型を使用。

固まったアイスを一つひとつ型から取り出す作業が、冷たく力が必要でかなり大変なんだとか!

どうしても人の手がかかってしまうので、一日に作れる本数も決まっています。

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こちらで、色々な種類のあんこを製造し

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梱包して、発送!

働いている方々も、とても柔らかく居心地が良すぎて長居してしまいそうです。。

 

_MG_6881貴重なものを見せていただきありがとうございました。
あんこ一筋、67年、ずっと変わらない味を守り続けているって、本当に素敵です。
_MG_6881「昭和25年から続く味を守る」なんて考えてるわけじゃなくて、ただ、自分たちが「美味しい」と思うあんこを作り続けている、当たり前のことを当たり前に続けているだけなのよ。
ひょっとすると、こうした考え方や、うちのあんこは時代遅れなのかもしれないわね。

でも、「美味しい」と言ってくださるお客様がいる限りは、このあんこ作りを全うしなきゃなと思っているわ。

_MG_6881本日は貴重なお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。
_MG_6881いえいえ、またいつでもいらしてくださいね。

最後に、製あん所を前にパシャリ!

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萩野さんの優しいお人柄とあんこに対する情熱が少しでも伝われば幸いです…!

 

アイスキャンディの他にも美味しいあんこがいっぱい!

季節にもよりますが、おしるこ(100円)や、手まり焼(1個80円)

12/20〜28頃までは大人気の栗きんとんの販売も行うそうです。

売切れとなる商品もあるので、事前に電話番号までお問い合わせしてみてください。

 

個人的にも、先日こちらの羊羹を贈り物にしたら、とっても喜んでいただけました♪

更に「粒あん」を購入し、

平日の朝は焼き立てパンにたっぷり乗せて「あんバタートースト」に、

週末はちょっとオシャレに「あんこマフィン」なんて作ってみましたよ!

甘すぎず、上品な味なので夏でもパクパク食べれちゃいます。

 

無限大に広がる「あんこ」の魅力がいっぱい詰まった隠れた老舗の同店。

昔懐かしい味を求めて、歴史ある清水製餡所さんにお邪魔してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

<インフォメーション>
清水製餡所 戸塚工場(直売所)
【住所】神奈川県横浜市泉区上飯田町1124-3
【アクセス】いずみ中央駅から徒歩15分
【電話】045-802-1523
【営業時間】9:30~16:00
【定休日】日・木曜日

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