デヴュー作の新星ラーメン店の記事を大勢の方に読んでもらって、気を良くした主婦ライター、
本日は新しいお店シリーズ第2弾と称して、東戸塚にあるスイーツSHOPを訪ねることに。
大好きな甘いものをリサーチしようっと!
お目当てのお店はちょっと分かりづらい場所にあるんです。でも東戸塚駅から歩いてスグ。
改札の東口から外へ出て右手へ歩き、スクランブル交差点を渡ってゆるやかな坂道
をのぼっていくと・・・
道路脇&右手マンションの下に何やら派手なピンク色が~
ほら、お店発見!一番奥ですよ。
道路脇のピンクは看板でした。
美味しそうなお菓子たちの写真も♪どんな品揃えかな~?ワクワク!
お店までのアプローチ、期待が高まりますね。
こちらは2014年3月OPENのNEW FACE、もうすぐ1周年を迎えます。
まだ新しく奥まった場所にあるため、地元でも知らない方が多いのでは。
東戸塚は駅前の大型店舗一極集中なので、個人店がまだまだ少ないのが現状です。
スイーツ・パン屋さんなど大歓迎(*^^)v
店内へ入ってみると、照明があえて落としてあるのか、ウィンドーケースが目立って
キラキラまばゆい☆
光り輝く宝石の如きスイーツたちが並んでいて、テンションUP!
見た目に上品かつ華やかなケーキが多いようです。
いわゆる町のケーキ屋さんのスポンジケーキ的な、日本人向け商品というよりは
あくまでも本場フランスのお菓子をイメージされているのではないかしら。
何種類もの技法を詰め込んである、手の込んだ商品が多いみたい。
店員さん:「マカロンの個販売を再開しました。おひとつからでも気兼ねなくどうぞ❤」
ショーケースの上にはおいしそうなパンもあります。
クロワッサン生地、パイ生地がベースのパンが主流なんですね。
パティシエ:「フランスでの修行中、どこの店舗でもパンを扱っていたので、その時に
覚えました。特にクロワッサンが人気ですぐ売れてしまいます。」
戸塚新聞「え~んxxxそうなんですか、残念。今日はもうないんですね・・・
私、パン大好きなので今度またお昼に買いに来ます。」
壁際にはたくさんの種類の焼き菓子。
ばら売りしているので、あれこれ試してみるのもいいな~☆
こういった焼き菓子は日持ちするので、手土産にピッタリ!
定番ものから季節限定ものまで取り揃えています。
~こだわりのパウンドケーキをご紹介~
ケークオフリュイ&ケークプラリネジャンジャンブル
左:フリュイはフルーツの意。色んなドライフルーツをラム酒に数カ月漬けこんだものを使用。
右:ジャンジャンブルは生姜のこと。砂糖漬けの生姜とレモンが入っており、まわりをパリパリの
チョコとアーモンドでコーティング、ナッツをキャラリゼしたプラリネは、
仕入れたプラリネを使っているお店が多い中、こちらはパティシエお手製とのこと。
まだお若いオーナーパティシエの稲葉さん。
都内生まれの横浜育ち。南区在住だったそうですが、東戸塚に越してきて
お店をOPENさせたそうです。まだ小さい女の子のパパでもあって、
お店を軌道にのせるため頑張っていらっしゃる様子がうかがえます。
パテシエ「店舗は奥まった立地にありますが、お気軽に入ってみてくださいね。」
経歴をご紹介しますと、
日本で最初のフランス人によるフランス菓子専門店「ルコント」にて5年半の勤務後、渡仏。
レンヌのM・O・Fパティスリー「ル・ダニエル」、
アルザスのルデセール加盟パティスリー「オッペ」、
モンペリエの一番人気パティスリー「ショーレー」、
パリの老舗「ラデュレ」に勤務。
約2年のフランスでの修行を終え帰国し、「ザ・ペニンシュラ東京」、横浜戸塚の「カナール」
にてフランス菓子部門のシェフを務める。
戸塚新聞「約2年の間にあちこち店舗を移られているんですね。」
パティシエ「そうでうね、限られた修行期間の中で、できるだけ各地方の郷土に伝わる
伝統菓子を学びたかったものですから。西部のレンヌ、北東部のアルザス、
南部のモンペリエ、そしてパリと回ることで、大いに感性を刺激されました。
戸塚新聞「なるほど、その感性がこの洗練されたケーキにつながるんですね。」
戸塚新聞「店名のリフイユの語源は何ですか?」
パティシエ「フランス語で「Riz 」はお米、「Feuille」は葉っぱという意味です。
実は私の稲葉という苗字を表しているんですよ。」
戸塚新聞「ほおっ!フランス語にすると、洒落た感じになりますね。」
戸塚新聞「ん??これは、お店のオリジナルキャラですか?」
パティシエ「いえいえ(笑)これは仕入れ先のグッズなんですが、お店に置いた
ところ好評で売ってくださいとの声があったので・・・
おさんへのプレゼントにされるみたいです。」
戸塚新聞「愛らしい表情でほのぼのしますね。」
では、ここで実食TIME。
実のところケーキよりも焼き菓子&パン大好きのワタクシが選んだのは・・・
ショ―ソンポンム、つまりアップルパイ。
ショ―ソンとは、パイ生地の中にいろいろなものを詰めて半分にたたんで 焼き上げた半円形のパイ。
料理にもデザートにも応用できる手法で ブルターニュ地方の名物ですって。
戸塚新聞「では♡いただきます。」
パリパリッ
さくさくっ
わーお!!!très bien!! トレビア~ン!!
ああ~ん、パイ生地の食感がた・ま・ら・な・い❤
中のフィリングも甘み・酸味のバランスが絶妙のアップルちゃんたち。
ヤバイ!おいしー。
そのへんのパン屋さんのアップルパイとは一線を画するレベルでないか!?
これが本場で学んだ者の力量なのかっっ。
絶対リピート決定★
こちらは先ほどのケークオフリュイ
ラム酒が効いてて大人な香り。子には勿体ないから、絶対あげちゃダメよー!
ドライフルーツもたっぷり入っていて、こうゆうのが好きな人には
ズバッとストライクど真ん中!のお味。いや~ん、大好き大好き♡甘&旨♡
まだまだいくよ?お次はリーフパイのリフイユ
珍しく米粉が入っているからなのか、食感はばバキバキしすぎず、
ふんわりしたやさいパリパリ感とでも申しましょうか。そんな感じ。
これはどちらかというと甘さ控え目で誰にでも喜ばれそう。
最後はこれだ~(まだ食べるのかって!?)
不思議なカタチをしたサブレ・ヴィエノワーズ
細い波状の模様が入っていて割れそうに薄い。とっても美しい、繊細な焼き菓子ですね。
口に入れると、予想を裏切らない口当たりの良さ。ホロホロと崩れそうになり、
「あー待って!もうちょっと溶けないでーっ!」と叫びたくなるような。
するとバニラの芳香がふわわわーっと口中に広がって、天にも昇る心地。
ここの焼き菓子、
めっちゃレベル高いじゃん。
通わなければ!!!制覇しなければ!!!
パイ系もお得意だというパティシエ、うんうん納得だー。
世の男性諸君、巷ではもうすぐホワイトデー。
お返しに、こちらのクッキーをプレゼントしたら高感度アップでしょ。
「いいお店を見つけたんだよね。今度、一緒に行ってみない?」とか何とか言いながら。
えっ?お返しする相手がいないって?そんなの知らねーよ!