戸塚新聞は横浜戸塚の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

あの国民的アニメを感じさせるアグリ&アート喫茶

「め〜い」

「め〜いちゃ〜ん」

 

「め〜い」

「め〜いちゃ〜ん」

 

「はあ、はあ、おばあちゃん、めい、いた!?」

「めいいない!
でも畑の中にアートスポットあったよ!」

 

「よかった!」

 

よかない!!

 

 

さて、今回は戸塚区でも有数の農家密集エリア「舞岡」にやってきました。

この、なんともアーティスティックな「月極」という文字。

「あ、こっちは月極なんですね」

という気持ちにさせてくれます。

めげずに、「あちら」とかかれた「ふぁ〜む」が指し示す方を見ると。

ありました。

「かねこふぁ〜む 喫茶あとりえ」の文字。

今回の目的地です。

ん?

おお、おお

梅もぎとり?

梅、もぎとり?

もぎとり?

おおぅ…
なんだか、大事なところがすーっとする響きですね。

大事なところってなんなんでしょうね。

気を取り直して中へ!

うわっ

びっくりしたー

めっちゃおしゃれ。

突然ものすごいおされ!

これにはさすがのカンタも、お化け屋敷などと揶揄することは難しいでしょう。

せいぜい、「オマエンち、お、お、

お素敵」

と言うのが関の山でしょう。

さて、いつまでも●トロごっこをしていても埒が開かないので、中へ。

「いらっしゃーい」

また、素敵な奥方が迎えてくれます。

何を隠そう、この方がこちらの「喫茶あとりえ」を切り盛りする金子さん。

まずは店内を見てみましょう。

壁際に飾ってあるのは、アート作品で、販売もしています。

月代わりで、様々なアーティストのアート作品を発表・販売している、という寸法です。

金子さん
「うちは、スペース貸しは無料でやっているんだけど、実際にここに来てくれたアーティストの人だけに貸すようにしているの」

金子さん
「ちゃんとここのことを知っている人に使ってほしいのよね。あとは、私が好きに鑑賞出来るからっていうのもタダで貸してる理由だけど笑」

金子さん
「もともと、設計事務所を夫とやってたんだけど、30年前くらいに農業もはじめて。それから喫茶は2000年からはじめたの」

金子さん
「10月は秋のあーと祭といって、地元の楽器演奏者がジャズをしたり、作品展を開いたりしているの」

気づくとコーヒーが出てきていたので、
ここから少しシリアスモードに入ります。

辺りは静かだ。風と虫の音に時折混ざる金子さんの言葉のひとつひとつを噛みしめながら、私は目の前のコーヒーに目を落とす。

そしてテーブルにはなぜかイモが置かれている。

私は祖母がよく作ってくれた蒸かしイモのことを考えていた。

ときどき、あの蒸かしイモをもう一度食べてみたい。
そんな気持ちになるときがある。

戸塚新聞
「なんか、静かでいいですね。」

金子さん
「そうなの。ここ、本当に戸塚?っていう人が結構いるのよ。何回か聞かれたら私は、もうここは長野よっていうの」

戸塚新聞
「長野、ですか」

確かにこのときの私は、言われなければ、もうここはすでに長野だと思っていたかもしれない。

金子さん
「じゃあちょっと、柿の果樹園の方も紹介しますね。」

はい!お願いします!

金子さん!そちらは裏側ですが。

金子さーん!

金子さん
「こっちから行くんです」

まさかそっちだとは思いませんでしたよ!

すごい、どんどん裏へ。
裏感が半端じゃないですよ。

柿園には、建物の裏を通っていくそうです。

え?壁画?

金子さん、壁画がありますよ。

金子さん
「これも、ここに来たアーティストの人が描いてくれたの」

へー、壁画を。

金子さん
「そこらへんのネコをつくったのもその人よ」

物憂げな表情でどこかを見つめるそこらへんのネコ達。

農園とアートの融合である。

おお!?

また、なんかトト●っぽい景色が現れましたよ。

これはさながら、オープニングで引っ越し先の家へ向かう車が最後らへんに通る、あの道ですね。

なんか、金子さんは未知との遭遇みたいになってますが、
ここが一番のお気に入りの景色だそうです。

確かに、一層と戸塚感がなくなってきました。

その木々のカーテンを抜けると…

抜けるとー?

アーティスティック!

アーティスティック!

彼岸花!からの

柿果樹園!

まだ緑の柿。
柿はもうじき柿狩りができるようになるそう。

金子さん
「昔はここで鶏が200羽走り回っていたときもあったのよ」

鶏が200羽ですか!?

すごいですね。
毎日オムライスですね。

庭に戻ってきました。

あらためて見るとそこら中に作品が置いてあります。

あ!

蚊に刺されました!

金子さん、私、蚊に刺されましたかゆい!

え?

なにをされているんですか?

溜めてるんですか?

溜めた後はそこから何かでてくるんですか?

金子さん
「これはドクダミ。すりつぶして出てきたこれの汁をつけておくとすぐなおるのよ」

※本当にさっさと治ってしまいました。

いやー、畑すごいよかったです。
ここにいると本当に戸塚にいることを忘れますね。

金子さん
「長野ですから」

長野ですね。

最後に、大量にもぎとられた梅で作られた梅ジュースをいただきました。

夏の日の農作業の後に縁側で飲みたい。そんな味でした。

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かねこふぁ〜む & 喫茶あとりえ
住所:戸塚区舞岡町1911
営業日:木〜日
営業時間:11:00〜17:00
電話:045-823-1222

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