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次の戸塚100年 vol.1 西口駅裏手の橋より撮影

S44西口駅裏手の橋より撮影

戸塚駅西口裏手の橋より撮影
-昭和44年-

 

戸塚の老舗写真スタジオである「坂本写真スタジオ」さんとのコラボ企画「次の戸塚100年」。

長い間、戸塚のその時その瞬間を写真におさめてきた坂本写真スタジオさんだからこそ実現できたこの企画。

本当にとても貴重な写真たちばかりで、これからの100年へ伝えたい戸塚の街並み・歴史を、アーカイブとして残していき、戸塚の昔を知っている人は、その時代に思いを馳せてもらったり、若い人たちには昔の姿を知ってもらうことで、戸塚という街のことを考えるきっかけになればと思います。

ご覧頂いている写真は、今から49年前、昭和44年(1969年)に戸塚駅の西口裏手の橋から撮影されたものです。

昭和35年~44年の1960年代といえば、今の40代、50代の人達が生まれた年ですよね。昨年まで放送されていたNHK連続テレビ小説『ひよっこ』は、まさにその時代。

昭和生まれを誇りに思う大人たちが生まれた時、日本ではどんなことが起きていたのでしょうか。

東京オリンピックの開催、人類初の月面着陸、音楽ではビートルズが大流行。

暮らしも環境も様々な出来事が起きて、日々日本中が豊かさに向かっていき、急激に成長する爆発的なエネルギーのようなものが溢れていた、そんな時代だったのかと思います。
 

戸塚駅は、半世紀近く
横須賀線しか停車していなかった

 
1960年代最後の年、戸塚区では、戸塚区から瀬谷区が分区。

同年3月26日に、橋上(きょうじょう)駅が完成。写真はその時の駅舎の貴重な写真です。

明治20年7月に東海道鉄道(横浜~国府津間)の一駅として開業した戸塚駅。

その後、横須賀線が開通すると、東海道線については戸塚駅を通過するようになり、半世紀近く東海道線は停車せず、当時戸塚駅は横須賀線のみが停車する駅でした。

昭和55年(1980)にそれまで同じ線路を走っていた両線が分離されると、50年ぶりに戸塚駅への停車が再開されたという歴史があります。

その後、昭和62年(1987)には市営地下鉄線・戸塚駅が開業し、現在のように2社が乗り入れるようになりました。

昔、戸塚駅周辺は、江戸時代より宿場町として栄えた西口側が多く利用されていたそうですが、現在の日立製作所付近に旧戸塚競馬場ができると、東口も賑わうようになったといいます。

戦後、工場進出や宅地開発により戸塚は人口が急増し、駅周辺ではこれに対応するため長きにわたり再開発事業が行われてきました。

昭和62年(1987)の市営地下鉄戸塚駅開業の際には、東口を中心に整備され、

近年ではみなさんも御存知の通り、西口側において歩行者用通路やバスターミナル、商業施設、戸塚区総合庁舎などを整備する再開発が大規模に行われました。

この1枚の写真からもわかるように、長い時間をかけて、街としての姿を変えてきた戸塚。

次の世代も、その次の世代も、今より良い街であるよう願いを込めて、戸塚の昔の街並みをこれからの時代につないでいこうと思います。

この企画は、Webマガジン戸塚新聞とフリーペーパー戸塚新聞の両方ご紹介していきますので、今後もお楽しみに!

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